エスプレッソ専科

エスプレッソ器具・特徴

エスプレッソ器具には、直火にかけるマニュアルタイプと、電気で作動するマシンタイプがあります。どちらにも長所、短所がありますので、お使いになる場所、方法によってより適切な方をお選びください。

エスプレッソメーカー(マシン)

電動エスプレッソメーカー
【長所】
気圧を十分にかけてつくる(10気圧から16気圧までありますが、10気圧以上あれば、効果は大抵どれも同じです)ので、その分クリーミーさの元となるクレマ(泡)ができ、美味しいエスプレッソができます。大抵の機種にカプチーノ用ノズルがあるので、ミルクホイップも簡単です。ポッドの使えるタイプなら、粉詰め・片付けもスムーズになります。
【短所】
直火式(マニュアル)器具に比べて高価なことが多いです。置き場も取りますし、ポンプ式なので、使用時の音が大きい場合もございます。

直火式(マニュアル)エスプレッソ

直火式エスプレッソメーカー
【長所】
なにより、小型で携帯に便利。コンロがあれば、どこでもエスプレッソが作れますので、アウトドア用に最適。また、比較的安価でもあります。マシン型に比べ、音が静かなことも挙げられます。
【短所】
構造上、高い気圧をかけることができず、クレマ(泡)が少ない分クリーミーさに欠けます。また、安価なものは、一旦安全弁が作動してしまうと、弁部分を取り替える必要がある場合もございます。

ミルクフォーマー

ミルクフォーマー

エスプレッソと言えばカプチーノ。カプチーノは、エスプレッソに泡立てた牛乳を乗せるだけです。そのフォームミルクを簡単に作るための道具がミルクフォーマーです。
ミルクフォーマー専用の器具ですので、エスプレッソマシンのノズルを使った方法とは違って水蒸気が入りません。ですから、ミルクが薄まることなくクリーミーさが活かされます。

ホイップミルクを作るだけではなく、卵の白身を泡立てケーキ用メレンゲを作ったり、卵をそのまま泡立て、その泡をそのままフライパンで焼いてフワフワのオムレツを作ることもできます。

ミルクピッチャー(ミルクジャグ)

ミルクピッチャー

エスプレッソマシンのスチームノズルでフォームミルクを作る時に便利なのがこのミルクピッチャー。口が広く、多めに牛乳を貯めることができるので、ノズルを入れて空気を含ませるのに便利。
こぼれにくいことも使用上の利点です。

使い方については、ミルクフォームの作り方をご参照ください。