インドネシアの秘宝コーヒー２種合計１ｋｇセット（生豆時500ｇ×2銘柄）

熱帯の海に浮かぶ大小一万三千の島々からなる島嶼国家。 東西五千キロ、南北一千七百キロの長く延びた国土と広大な海を持ち、歴史的にも民族的にも大へん変化に富んでいる国、インドネシア。
そこに住む人々は純粋で、どこまでも人なつっこく、一度インドネシアを訪れた人々が又、二度三度と、かの地を訪問するゆえんです。

インドネシアコーヒーの中でも、名品と謳われるカロシは、気候条件の整った、極く限られた高地にだけ生育しています。
そのまろやかさを併せ持った他に類を見ないコクは、多くのコーヒー愛飲家の絶賛を浴びています。

黄金にかがやく夕日で有名なスラウェシ島で産出されるこのコーヒー。 粒の大きさと共に、陽光の角度によって明緑色から暗緑色へと変化する様は、コーヒーのオパールと呼ばれるにふさわしい気品があります。
その凛とした、ゆるぎのない気品は、他の追随を許さないと共に、コーヒーに夢とロマンを追い求める人々の心をとらえて離しません。

コクのある柔らかな苦みと、上品な風味。
苦味のなかに感じられるわずかな甘味は大変贅沢な味わいです。

インドネシアに初めてコーヒーが植えられたのは1696年。オランダの植民地時代のことです。スラウェシ島では1900年に農園が開かれ、栽培が開始。 当時は生産量も少なく、ヨーロッパと地元（スラウェシ）で飲まれていたにすぎませんでした。しかし、その濃厚なコクはヨーロッパで大好評を博します。
第二次世界大戦。農園は放棄され荒れるがままの状態になり、しばらくの間「幻のコーヒー」とさえ言われていました。 戦後独立したインドネシア政府が、民間の会社に委託して農園を復興。かつての名品をよみがえらせたのです。

スラウェシ島は赤道直下に位置し、最高峰ランテコンボラ山3,455mをはじめ島全体に2,000〜3,000m前後の山々が連なっています。 農園はトラジャ山一帯の山腹1,200〜1,500mにあります。平均気温20℃台。
６月から８月にかけ、豊かな雨にうながされて、ジャスミンのような香りを漂わせて白い花が咲きます。 緑深い肥沃な大地と透き通った青空から降り注ぐ太陽。白い花は赤く熟した実に変わり、12月からの収穫期を迎えます。 赤く熟した実を一粒一粒摘み取り、精製してスラウェシ・ママサは作られます。
漂う独特の香り、濃厚なコクと口当たりの柔らかさ、後に残る余韻。その味は世界のコーヒー通から賞賛され続けています。

スラウェシ島最大の都市MAKASSARから車で約８時間北上したところに位置する。 標高1,200〜1,500mであり所謂プランテーションと呼ばれる様な大規模な農園は無く小作農ばかりである。
アラビカ種のみを生産している農家は全体の20％程度。ロブスタ種＋アラビカ種を生産している農家が40％を占めている。また、カカオ、米なども生産。
至る所に「トンコナン」と呼ばれる民族屋敷が点在する。

インドネシア産らしい濃厚なコク、キレのある上品な苦味、スッキリした味わい！飲み応えのある一品です。

ミディアムロースト

ほどよい酸味と芳醇な香りをお楽しみ頂けます。

【ペーパーフィルター用】
ミディアムロースト／#14粉

【粉サイフォン用】
ミディアムロースト／#10

【粉フレンチプレス用】
ミディアムロースト／#16

【粉ネル用】
ミディアムロースト／#18

【焼き豆】
ミディアムロースト／豆のまま

シティロースト

マイルドなコクと苦味がお楽しみ頂けます。

【ペーパーフィルター用】
シティロースト／#14粉

【粉サイフォン用】
シティロースト／#10粉

【粉フレンチプレス用】
シティロースト／#16粉

【粉ネル用】
シティロースト／#18粉

【焼き豆】
シティロースト／豆のまま

生豆

ご自宅で焙煎。お好みの煎り具合にで！

※専用器具などで焙煎しないと飲めません