コーヒーの正しい保存方法 | コーヒー保存ガイド

コーヒーの美味しさを長持ちさせるために

コーヒーはとてもデリケートな食品で焙煎直後から次第に変化していきます。
そのため保存方法を間違えると、最初は美味しかったけれど、しばらくしてから飲んだら味が大きく変わってしまった…ということもございます。
特に大きく影響される要因として、水分、酸素、光、温度、コーヒーの状態(豆か粉か)が挙げられます。
すぐに飲み切ってしまう分にはそこまで気にする必要はないのですが、まとめ買いした方がお得な場合も多いですし、頻繁に購入するのも大変ですよね。 そこで次にご紹介する4つのポイントに気を付けてコーヒーの美味しさを長持ちさせましょう。

コーヒー豆を保存する4つのポイント

コーヒーの劣化要因と適切な保存方法

湿気対策

1. 湿気による劣化と対策

焙煎豆もしくは粉に含まれている水分は最大で3%程度しかありません。
さらにコーヒー豆には無数の小さな穴が開いているため吸湿性は非常に高いといわれています。
湿度が高い場所に保存しておくと劣化が早くなりますし、カビが発生する原因にもなってしまいますので、できるだけ乾燥した状態を保つことが重要です。

保存方法:
  • 密閉性の高い専用容器を使用
  • 食品用の乾燥剤を使う

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酸素対策

2. 酸素による劣化と対策

通常空気には20%程度の酸素が含まれております。
コーヒー豆が空気中の酸素に触れると劣化(酸化)の一因となります。
完全に酸素を抜くのはご家庭では困難ですが、できるだけ酸素に触れる機会を少なくすることが大切です。
コーヒーの保存容器の開け閉めが多いとその度に酸素に触れてしまうため、すぐに飲み切らない場合は小分けに保存しておくことをおすすめします。

保存方法:
  • 真空保存容器に入れる

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光と熱対策

3. 光と熱による劣化と対策

紫外線はコーヒー豆にも影響を与えます。実は、直射日光だけでなく、蛍光灯の光でも影響を受けて劣化してしまいます。 1ヶ月蛍光灯下で保存した場合、暗所で保存した場合の2倍弱、紫外線下では約4倍の数値が報告されています。 また、おおまかに温度が10℃上がると劣化速度は約2倍になるといわれているので、暖房をつけたあとや夏場は特に注意が必要です。

保存方法:
  • 蛍光灯、直射日光に当たらない場所で保管する
  • 小分けにして低温を保つ

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粉砕対策

4. グラインドによる劣化と対策

空気に触れる面積が増える分、豆の状態に比べて粉に挽いた状態の方が風味の劣化が早くなります。 粉の方が都度挽かなくてよい利便性はあるものの、保存性は低くなるため長期間保存する場合は豆のまま保存し、飲む分だけ粉に挽くことをおすすめします。

保存方法:
  • 粉に挽くときは飲む直前に

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