限定品 イエメン ガルビ ハラーズ イエメニア ナチュラル
- ポイント:25pt
- 100g (生豆時):2,760円
- 200g (生豆時):5,020円(2,510円/100g (生豆時))
- 300g (生豆時):6,900円(2,300円/100g (生豆時))
- 400g (生豆時):8,520円(2,130円/100g (生豆時))
- 500g (生豆時):9,800円(1,960円/100g (生豆時))
2,760円(税込)
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イエメンから、新しいコーヒーの始まり
エチオピアを起源とし、イエメンから世界に広まったアラビカ・コーヒー。そのうち、ティピカ種とブルボン種は、300年を経て現在世界各地で栽培されている多様な主要品種の母体となっています。
今回届いたコーヒー「イエメニア」はそのティピカ系でもブルボン系でもない、全く新しい「母体品種」です! 今後、新たな品種の起源となり得るこの“始まりのコーヒー”を、ぜひ体験してください。なお、ロットネーム「ガルビ ハラーズ」はハラーズ地区西部にあるガルビ村からのコーヒー。重厚で品のある余韻をもつエキゾチックな一杯です。
バニラのような甘さと香ばしさを感じる複雑な香り。
クリーミーな飲みくちに、シトラスやピーチ、グァバを連想するジューシーさと、ピュアココアやジンジャーをイメージするほどよい苦み。
カラメルや貴腐ワインを想わせる重厚で上品な甘さの余韻。
母体品種とハラーズ地区
世界で認知されているアラビカ種の98%以上の品種がイエメンにルーツを持っています。エチオピアの森の中から発見されてアラビカ種は少なくとも600年以上前にイエメンに渡り、初めて耕作作物として広がりました。エチオピアの深緑の森の中から、圧倒的な乾燥地帯であるイエメンに渡ったコーヒーはその自然環境に適応すべく自然順化・変異されていきました。およそ300年以上の年月を経て順化・遺伝的浮動*によってエチオピア原種とは異なる品種に変異していき、その後世界に広がった多種多様なアラビカ種の“母体種”となりました。
*遺伝的浮動:集団の大きさが小さい場合、あるいは気候・飢餓などの要因によって集団が小さくなった時、偶然性によってある遺伝子が集団的に広まる現象。
2020年8月14日、世界初となる新たな“母体”品種YEMENIAの発見が公表されました。この品種の調査はQIMA(Yemen)、RD2(France)、CATIE(Costa Rica)が共同で行いました。イエメン史上最大規模のこの相互検閲調査は範囲25,000km²にわたり、イエメンのコーヒー史だけでなく、世界の品種史においても大きな影響を与え、学術雑誌にも掲載されています。
Haraaz(ハラーズ地区)はイエメンの中でも最高峰の品質を誇るだけで無く、最古のコーヒー産地としても知られています。現在ハラーズ地区の人口は140,000人、その内少なくとも1,500人がコーヒーの収益で生活しています。青々と茂った渓谷と高地には様々な作物が栽培されていますが、勿論コーヒーが最重要穀物です。ハラーズ地区は生産量でもイエメン最大の産地であり、その背景には代々築かれてきたコーヒー農家などの相互扶助の証です。ハラーズの山脈は、その神聖で息を呑むような美しい情景だけでなく、天空まで届くかのような標高と厳しい気候条件、そして何百年にも及ぶコーヒー生産を支えてきた肥沃な土壌に恵まれ、同国最高峰のコーヒー品質を育み続けています。
Gharbi Haraazはハラーズ地区の西に位置する有名産地で、湿度の高さと地形・地区により異なった様々な特異気候が特徴です。この地の生産者は共済・共栄の意識が強く、例えば一つの農家が困窮した際には他の農家が援助して支え合っています。また別の特徴としては、収穫期のお昼時には農家同士が集まり昼食を共にします。
当店マイスターによる味覚チャート
品種・産地情報
- 生産国:イエメン
- 生産者:零細農家
- 地域:ハラーズ地区西部 ガルビ村
- 標高:1,900〜2,400m
- 年間雨量:400mm
- 収穫時期:12〜1月
- 品種:イエメニア
- 精製方法:ナチュラル
- 乾燥方法:ビニールハウス内でのアフリカンベッド
- スクリーン:13+
焙煎度合によって異なる味と香り
コーヒーには奥深い魅力があり、同じコーヒー豆でも焙煎度合により、様々な香りや味わいをお楽しみいただくことができます。 焙煎が浅ければ酸味が強調され、香りは軽やかになります。深くなると酸味が隠れ苦みが増し、香りは重たくなります。
挽き方の選び方について
抽出する器具に合わせた挽き方をご指定頂くことが、コーヒーを美味しく抽出する近道といえます。
※もちろん豆のままでもご購入いただけます。
おすすめの焙煎度合はミディアムローストです。 こちらのコーヒーの複雑性、クリーミーな飲みくちからの、まろやかな味わいと良好な余韻を、まずはミディアムでお楽しみください。 派生品種ではない、母体品種のもつポテンシャルとその未来に想いを馳せながら、格別なコーヒータイムをぜひどうぞ。
お客様の声
商品情報
通常価格 | 2,760円(税込) |
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在庫 | △ |
商品コード | 20428 |
注目の母体品種
バニラのような甘さと香ばしさを感じる複雑な香り。
クリーミーな飲みくちに、シトラスやピーチ、グァバを連想するジューシーさと、ピュアココアやジンジャーをイメージするほどよい苦み。
カラメルや貴腐ワインを想わせる重厚で上品な甘さの余韻。
産地:イエメン
※本商品は生豆時の価格となります。焙煎及びグラインドの価格を含んでおります。
なお、焙煎後の量目は焙煎時間により10%〜20%前後少なくなります。