ジャコウネコが食したコーヒーチェリーから生み出される驚きのコーヒー豆!
テレビや雑誌、新聞などで続々と取り上げられ、今や珈琲好きなら一度は味わってみたい豆となった「コピ ルアック」。ジャコウネコが介在する特殊な生産方法や、その独特なムスク香と芳醇な味わい、生産量が極めて少ないことから“幻のコーヒー”と呼ばれています。
今回入荷したのはマンデリンの産地であるインドネシア・スマトラ島アチェ地区産のもの。野生のジャコウネコによるコピ ルアックであるという証明書付きで入荷しました。
世界中のどのコーヒーよりも珍しい珍品中の珍品ともいえる独特で複雑な香味をぜひこの機会にお楽しみください!!
※ご購入につき1枚、証明書(A4サイズ)を差し上げます。
「コピ・ルアック」の誕生秘話
一体何年頃に「コピ・ルアック」が生まれたのかは定かではありませんが、1600年代からオランダがインドネシアを統治していた時代、
農民が作ったコーヒーはオランダ人がすべて取り上げてしまっていたので、彼らは自分たちが作ったコーヒーを飲むことができませんでした。
仕方なく地面に落ちていたパーチメントをジャコウネコの糞まみれの珈琲を拾い集め、きれいに洗って、乾かして、脱穀して、生豆にしたものを焙煎して飲んでいました。
ところが、ある日、オランダ人が農民の飲んでいるコーヒーを飲んでみたところ、普通のコーヒーとはまったく違った香りを持っていることに驚いたそうです。
そして、この限られた数量しか出来ないコーヒーを珍重するようになったのです。
ジャコウネコの消化器官で酵素の作用を受け、腸内で発酵し排泄されたことで、このコーヒー豆にはムスク香のような独特で複雑な香味と芳醇な味がつくと言われています。
ぜひこの機会にこの貴重な珈琲を味わってみてはいかがでしょう。
スマトラ島のアチェ地区より届いたコピ・ルアック
スマトラ島北部、アチェ州中部の中心都市タケンゴン北部に広がる緑豊かな山岳地帯に生息する、野生のルアックが残したパーチメントを少しずつ拾い集めた非常に希少価値の高いコーヒー豆です。
ルアックは赤く熟したチェリーだけを選んで食すと言われ、焼き豆もその通り未熟豆が少なく均一な焼き上がりとなります。
ルアックの特徴であるムスク香もしっかりと感じ取ることができ、大自然に抱かれのびのびと生活するルアックの姿が連想されます。
もともと1ha程度の小規模な生産者が多いエリアなので、このコピ ルアック採集も非常に困難です。標高は1,200〜1,500m、収穫時期もマンデリンのピークである3〜4月、11〜12月にほぼ重なります。それぞれの生産者が朝方に拾い集めた原料をコレクターがまとめ、パーチメントの状態で乾燥させた後大切に保管され、出荷時に脱穀するという過程を経てごく少量の単位で流通する、まさに「幻のコーヒー」と呼ぶべき逸品です。
野生のジャコウネコから採取したコピ ルアックの全供給量は製品ベースで1,500〜2,000kg/年と推測されます。
マンデリン生産は年間65,000〜75,000mtですので、コピ ルアックはその0.003%にも満たない、非常に希少なコーヒー豆になります。
マンデリンのハーブ香やスパイシーさと同時にムスク香が重なり、非常に複雑な、そして力強い唯一無二のカップをぜひ体感してください。
テレビや雑誌、新聞などで続々と取り上げられ、今や珈琲好きなら一度は味わってみたい豆となった「コピ ルアック」。ジャコウネ...