ベトナムから届いたピーベリー!
トータルバランスが良く、マイルドでどんどん飲めるコーヒー『 ベトナム アラビカ ダラットピーベリー 』が届きました。
ロブスタ・コーヒーの生産大国として知られるベトナムですが、ダラット地区の良好な環境で育まれたこちらのアラビカ・コーヒーがもつ明るい軽やかさは、日本人に好まれやすい味わいの印象です。ぜひお試しください。
育まれた環境と丸い笑顔
ローストナッツやシトラスを感じる香り。
枇杷やグリーンアップルのようなやさしい酸味に、グリーンティやピュアココアを想わせる軽やかな苦み。
ピーナッツやサトウキビを連想するコクとまろやかな甘さの余韻。
ベトナムのコーヒー栽培
ベトナムでコーヒーの栽培が開始されたのは、1850年頃でフランス人がベトナム北部にアラビカ種を持ち込んだことから始まりました。 しかし、高地の熱帯地域で育つアラビカ種はベトナムの環境に適さず、生産量が大きく伸びることはありませんでした。
1980年代にベトナム政府主導の元、低地で湿った場所でも栽培でき、病虫害に強いという特性のあるカネフォラ種ロブスタの栽培が始められ、ベトナムでのコーヒー事業は大きく拡大していきます。現在でもベトナムコーヒーの生産量の95%以上はロブスタです。
ベトナムでは近年、高品質な香味のアラビカ種にも力を入れています。 ベトナムのコーヒー生産は中央高原地帯に集中しており、国内で栽培されるアラビカ種は、ほぼラムドン省産です。
主要なアラビカ種の生産地であるラムドン省ダラット地区では、古代の火山活動に由来する玄武岩質の土壌が広がっており、赤色の土壌で水はけが良く、有機物が豊富です。この火山性土壌と高原地帯の標高が相まって、コーヒーチェリーはゆっくりと均一に成長し、最終的にはより甘く、よりおいしいコーヒーを生み出します。
今回届いたコーヒーは、そのダラット地区で育まれたアラビカ・コーヒーから丸豆(ピーベリー)を集めた限定ロットになります。コロコロとした愛らしい形の、味わいも親しみやすいお手頃な一杯をどうぞお楽しみください。