ボリビアから、昇る朝日の燦々コーヒー
南米にあり、肥沃な土壌と高い標高といった面でコーヒー生産に最適な条件を備えている国、ボリビア。商品名の「ソル・デ・ラ・マニャーナ」はスペイン語で朝日を意味しており、ボリビアのコーヒー産業を復興に導いているアグリカフェ社がおこなっている社会貢献プログラムです。
参加農園の生産性やカップ品質が飛躍的に向上したという、ボリビアの“今”を体感するのにうってつけのコーヒーがこちら。嫌気性発酵(アナエロビック)により、明るい酸質と甘さを感じるコクがしっかりとわかる一杯です。コーヒー大国ブラジル、コロンビアの隣国ながら、あまり流通していないボリビア産コーヒーを、ぜひこちらの限定品でお楽しみください!
導いた新たな夜明け
オレンジやナッツを感じる香り。
滑らかな飲みくちに、アップルやパパイヤをイメージする酸味と
ブラウンシュガーやビターチョコのような甘さを感じるコク。
カカオや白ワインを連想する軽やかな渋みにスパイシーな後味。
ボリビアコーヒーとソル・デ・ラ・マニャーナについて
ボリビアは、肥沃な土壌と高い標高といった面でコーヒー生産にも最適な条件を備えています。主なコーヒー栽培地はラパス県にあり、アンデス山脈とアマゾン河の原流域の中間にあたるユンガスと呼ばれる地域にあります。
ボリビアでは、コーヒーの商業的生産が始まったのは今から約60年前ですが、従来は、コーヒーの木にあまり手をかけず自生するに任せたような生産方法が取られていました。ウェットパーチメントでの流通が習慣となっており、品質の不安定なコーヒーが多く出回っていました。
現地のシッパーであるアグリカフェ社のオーナー、ペドロ・ロドリゲス氏は、そのようなボリビアのコーヒー生産を自身で復興させるべく、品質のテコ入れの取り組みを始め、アンデスとアマゾンの気候の影響を受けたユンガスのテロワールをしっかりと持った高品質なコーヒーの安定的な生産に成功したパイオニアです。2012年にカラナビ地区に最初の自社農園を立ち上げ、コスタリカからコーヒー生産のコンサルタントも招へいし、現在ではラパス県のカラナビ地区に8農園、さらに、以前はワインの産地としてしられていたサンタクルス県のサマイパタ地区に4農園を経営しています。
アグリカフェは自社農園での成功を、周辺地区の小規模生産者にも伝えるべく、「ソル・デ・ラ・マニャーナ(朝の太陽の意)」という社会貢献プログラムを立ち上げました。これは、生産者のための学校のようなプログラムで、7年かけてコーヒー生産の指導を行います。苗床から始まり、植え付け、収穫、害虫駆除、剪定、そして財務管理にいたるまでの、コーヒー農園の全てを学ぶことができます。2014年に始まったこのプログラムは、参加農園の生産性を大幅に向上させました。以前は1haあたり2〜4袋だったものが20袋以上まで生産性が上がっただけでなく、カップの品質も向上しました。
今回届いたコーヒーはウォッシュド精製ですが、果肉除去したチェリーを密閉されたタンクで、気温とpHをコントロールしながら24時間以上発酵する工程(アナエロビック)が施されています。これにより、クリーンで爽やかな甘みを感じる仕上がりになっています。
オレンジやナッツを感じる香り。滑らかな飲みくちに、アップルやパパイヤをイメージする酸味とブラウンシュガーやビターチョコ...