シトラスやグリーンアップル、ほのかにジャスミンを感じる爽快な香り。
ジューシーな飲みくちに、ライムやオレンジ、グリーンマンゴーをイメージする酸味と甘み。
カカオやローストナッツ、チョコレートを連想するコクと苦み。

グリーンウェル農園について

1850年創業、コナコーヒー最古の農園がグリーンウェル農園です。初代ヘンリー・ニコラス・グリーンウェルは、イングランドから新天地を求めて、コナ地区のケアラケクアへやって来ました。オレンジ栽培、食料品店経営、コーヒー栽培といろいろ手掛けましたが、1873年のウィーン万博に出品したコーヒーが評判となり、一躍コナコーヒーが有名になりました。

現オーナーのトーマス・グリーンウェルは、ヘンリーから数えて四代目になります。現在は五代目も農園の運営に加わっています。セカンドライフでコーヒー栽培をする生産者とは違い、グリーンウェル一家は筋金入りのコーヒー農家です。

近年のコナ地区は病害虫の影響を受け、ベリーボーラー被害以降、サビ病被害もあり、コナコーヒーはかつてないチャレンジを強いられています。最高級グレードであるエクストラファンシーの生産量が大きく減ったなか、今回はそれより高値で取り引きされているピーベリーを数量限定で仕入れることができました。